ご相談内容
住宅ローン4社申し込んですべて審査落ちした為、JICC・CICを開示したところプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)で20年前の延滞が2件あった。
消滅時効手続きで事故情報を解消し、住宅ローンを再度申し込んで組みたいとのご相談
消滅時効手続きで事故情報を解消し、住宅ローンを再度申し込んで組みたいとのご相談
解決方法、内容
⑴消滅時効条件の確認と、信用情報の確認
今回のお客様のご希望は【事故情報がすぐに消せるか?】という点でしたので、まずは消滅時効が成功した場合にすぐに消せる事故情報なのか否かを確認させて頂きました。
JICCは原則的に1か月で抹消出来ますが、CICが1か月で抹消出来るケースと、「延滞後、完済した」情報になり5年残るケースとに分かれます。
確認ポイントは複数ありますが、26.返済状況に【異動】情報がない場合、1か月で消せる可能性があります。
今回のお客様の場合、1か月で消せるケースに該当したので、その旨を説明しました。
次に消滅時効の条件の確認です。
①ここ5年以内、相手業者に対し支払っていない、
②ここ5年以内、相手業者と電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内に、相手業者から裁判をされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度ですが、お客様のご記憶上も信用情報の記載からも、この3条件は揃っている可能性が高いことが分かりました。
⑵契約締結と消滅時効援用の内容証明発送
上記信用情報処理の説明と、消滅時効条件の内容を説明し、ご依頼の場合の費用を説明したところ、ご依頼頂けると言うことで、契約書を郵送させて頂きました。
契約書と身分証コピー、JICC・CICのSMBCコンシューマーファイナンスのページコピーをご返送頂き、費用のお振込みを頂きましたので、すぐにSMBCコンシューマーファイナンスへ消滅時効援用の内容証明を発送しました。
⑶SMBCコンシューマーファイナンスから契約終了証明書到着
消滅時効援用の内容証明発送から約2週間後、SMBCコンシューマーファイナンスお客様のところに契約終了証明書が到着しました。
業者によって対応は異なりますが、SMBCコンシューマーファイナンスや、アコム・アイフル・新生フィナンシャルのようなしっかりした大手の会社は、成立の場合でもこのような回答書を送ってくれます。
(中小の会社などは、不成立の場合のみ回答書を送るケースが多いです)
⑷事故情報抹消⇒住宅ローン再審査
1か月後、JICC・CICを開示頂いたところ、無事SMBCコンシューマーファイナンスの事故情報がすべて抹消されており、JAバンクで再度住宅ローンを申し込んだところ、【無事住宅ローンが通った。本当にありがとうございました!】という嬉しいご連絡を頂きました。
ご注意頂きたいのは、【消滅時効】という手続きは【5年以上延滞していて、かつ支払っていないこと】が最低条件ですので、ご完済された後に消滅時効手続きをすることは出来ません。
5年以上前の延滞で住宅ローンが通らなかった場合は、支払をされる前に一度、我々専門の行政書士にご相談なさってください。
お役に立てるかもしれません。
今回のお客様のご希望は【事故情報がすぐに消せるか?】という点でしたので、まずは消滅時効が成功した場合にすぐに消せる事故情報なのか否かを確認させて頂きました。
JICCは原則的に1か月で抹消出来ますが、CICが1か月で抹消出来るケースと、「延滞後、完済した」情報になり5年残るケースとに分かれます。
確認ポイントは複数ありますが、26.返済状況に【異動】情報がない場合、1か月で消せる可能性があります。
今回のお客様の場合、1か月で消せるケースに該当したので、その旨を説明しました。
次に消滅時効の条件の確認です。
①ここ5年以内、相手業者に対し支払っていない、
②ここ5年以内、相手業者と電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内に、相手業者から裁判をされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度ですが、お客様のご記憶上も信用情報の記載からも、この3条件は揃っている可能性が高いことが分かりました。
⑵契約締結と消滅時効援用の内容証明発送
上記信用情報処理の説明と、消滅時効条件の内容を説明し、ご依頼の場合の費用を説明したところ、ご依頼頂けると言うことで、契約書を郵送させて頂きました。
契約書と身分証コピー、JICC・CICのSMBCコンシューマーファイナンスのページコピーをご返送頂き、費用のお振込みを頂きましたので、すぐにSMBCコンシューマーファイナンスへ消滅時効援用の内容証明を発送しました。
⑶SMBCコンシューマーファイナンスから契約終了証明書到着
消滅時効援用の内容証明発送から約2週間後、SMBCコンシューマーファイナンスお客様のところに契約終了証明書が到着しました。
業者によって対応は異なりますが、SMBCコンシューマーファイナンスや、アコム・アイフル・新生フィナンシャルのようなしっかりした大手の会社は、成立の場合でもこのような回答書を送ってくれます。
(中小の会社などは、不成立の場合のみ回答書を送るケースが多いです)
⑷事故情報抹消⇒住宅ローン再審査
1か月後、JICC・CICを開示頂いたところ、無事SMBCコンシューマーファイナンスの事故情報がすべて抹消されており、JAバンクで再度住宅ローンを申し込んだところ、【無事住宅ローンが通った。本当にありがとうございました!】という嬉しいご連絡を頂きました。
ご注意頂きたいのは、【消滅時効】という手続きは【5年以上延滞していて、かつ支払っていないこと】が最低条件ですので、ご完済された後に消滅時効手続きをすることは出来ません。
5年以上前の延滞で住宅ローンが通らなかった場合は、支払をされる前に一度、我々専門の行政書士にご相談なさってください。
お役に立てるかもしれません。
参考費用
①消滅時効手続費用:25,000円(税込27,500円)
②信用情報開示費用:JICC・CIC2機関合計2,400円
合計29,900円
②信用情報開示費用:JICC・CIC2機関合計2,400円
合計29,900円
お客様の情報
熊本県/男性