ソフトバンク(旧ウィルコム)2回線分の消滅時効手続き
ソフトバンク(旧ウィルコム)2回線分の消滅時効手続き
2025/9/5
ご相談内容
CICを開示したところ、ソフトバンク(旧ウィルコム)2回線分の13年前の異動情報が見つかった為、消滅時効で処理したいというご相談

携帯電話料金の消滅時効手続きに特化している当所でよくご相談頂く内容です
解決方法、内容
⑴消滅時効条件の確認

まず消滅時効手続きは、
①ここ5年以内、ソフトバンクに対し支払っていない、
②ここ5年以内、ソフトバンクと電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内、ソフトバンクから裁判・差押えをされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。

なお、ソフトバンクで延滞しているのになぜか新しいソフトバンクのスマホが持てている、というお客様も稀にいらっしゃいますが、上記の条件はあくまで「延滞している分の携帯料金に対して」をさしていますので、現在利用中のソフトバンクスマホの料金を払っていても、過去に延滞した分のソフトバンクの携帯電話料金を払ってなければ消滅時効は可能です。

今回のお客様の場合は、平成24年からの異動情報で13年前ですので①の条件は間違いなくクリアされておりました。
またご記憶上で②③の条件もクリアされているということで消滅時効は出来ると判断できました。


⑵消滅時効成立時のCIC情報の処理説明

よく「他の事務所に相談すると、信用情報処理は消滅時効手続きと別料金がかかると言われた」というお声を聞きますが、消滅時効手続きと信用情報処理は一体の手続きですので、当所では別料金はかかりません。

CICの場合、26返済状況に【異動】登録がある情報の場合は消滅時効処理をすると、【異動】は残ったまま、25.残債額が0円になり、31.終了状況に【完了】登録がなされ、5年間その情報が残ります。
これは全額をソフトバンクへ支払った場合も全く同じ処理になる為、言い換えると【延滞後、完済した】というグレー情報になって5年間残るということになります。

対して、26返済状況が空白のタイプの事故情報もあります。この場合34.支払遅延有無に【元本手数料】や【元本のみ】という事故情報が登録されています。
このタイプの情報の場合は消滅時効処理をすると2か月程ですぐにページごと抹消することが可能です。

今回は【異動】があるタイプの情報でしたので、消滅時効処理をすると【延滞後、完済した】というグレー情報になって5年間残りますとご説明しました。


⑶費用の比較説明

今回のお客様のケースはソフトバンク(旧ウィルコム)で2枚異動情報があり、それぞれ25.残債額が17千円と記載されてましたので、17,000円×2回線=34,000円となりますが、これはあくまで【本体代金】しか表示されていません。
この他に【毎月の通信料金】と【平成24年からの13年間の遅延損害金】が隠れているのが携帯電話料金の注意点です。
携帯電話は3か月延滞すると強制解約になりますので2回線×3か月の通信料と、13年間の遅延損害金も含めると、債務総額は150,000~200,000円程度になっていると推定できました。

それに対し当所で消滅時効手続きをする場合の費用は1社17,000円(税込18,700円)でして、しかも1社で複数回線があってもまとめて17,000円(税込18,700円)でお受け出来るため、2回線の消滅時効手続き費用は17,000円(税込18,700円)のみとなります。

費用を比較すると完済する場合より、消滅時効にする場合は1/10の費用で済みます。

お客様に以上のご案内をさせて頂き消滅時効手続きのご依頼を頂くことになりました。


⑷消滅時効手続き完了
ご依頼から1か月後にソフトバンクから当所宛てに【消滅時効成立の回答書】が届きました。
CICの情報更新はそこからさらに1か月後になされました。


携帯電話料金の消滅時効手続きは非常にシンプルで簡単安価な手続きです。

携帯電話料金の消滅時効相談は、特化している当所にお任せくださいませ。
参考費用
17,000円(税込18,700円)のみ
お客様の情報
北海道/男性

関連解決事例

KDDIとNTTドコモ 合計5回線の消滅時効成立
消滅時効援用(携帯電話)
KDDIとNTTドコモ 合計5回線の消滅時効成立
2024/11/15
10年前の携帯電話料金の延滞等でカード審査が通らないというご相談、信用情報開示、消滅時効手続きを経て、無事カードが作れるようになりました!
信用情報調査
消滅時効援用(携帯電話)
10年前の携帯電話料金の延滞等でカード審査が通らないというご相談、信用情報開示、消滅時効手続きを経て、無事カードが作れるようになりました!
2024/5/9
9年前のソフトバンク2件・ドコモ2件の延滞、合計税込37,400円で消滅時効成立
信用情報調査
消滅時効援用(携帯電話)
9年前のソフトバンク2件・ドコモ2件の延滞、合計税込37,400円で消滅時効成立
2022/8/29