10年前の携帯電話料金の延滞等でカード審査が通らないというご相談、信用情報開示、消滅時効手続きを経て、無事カードが作れるようになりました!
10年前の携帯電話料金の延滞等でカード審査が通らないというご相談、信用情報開示、消滅時効手続きを経て、無事カードが作れるようになりました!
2024/5/9
ジャンル 消滅時効援用信用情報調査
ご相談内容
10年くらい前にNTTドコモ・au・ソフトバンクの3社とも携帯電話料金を延滞して放置しており、現在何もローンが通らない状態。
ローンやカード審査が通るようにしたい、友人から当所を紹介されて問い合わせをしたというご相談
解決方法、内容
この場合、手順としては
⑴延滞している携帯電話番号を調べる、⑵消滅時効援用をする、⑶信用情報開示をし、信用情報上も処理されているかをチェックする、
という流れとなります。


⑴延滞している携帯電話番号を調べる
3キャリアの内、NTTドコモとソフトバンクは、ご本人様が直接携帯ショップに行けばデータがあれば教えてもらえます。稀に教えられないというショップもありますが、その場合も別のショップにいけば教えてもらえます。
auはショップに行っても個人情報保護の関係で・・と下4桁しか番号を教えてもらえません。
auは「au個人データ開示請求」という制度がありますので、KDDIのページから開示請求書をプリントアウトし、必要書類と共にKDDIへ郵送すれば書面で対象番号を送ってくれます。

⑵消滅時効援用をする
延滞対象番号の分かったNTTドコモ・au・ソフトバンクと、別で現在催告書が届いていたアコムの4社を消滅時効手続きします。

消滅時効は、
①ここ5年以内、相手業者に対し支払っていない、
②ここ5年以内、相手業者と電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内に、相手業者から裁判をされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。
お客様のご記憶でこの3条件が揃っているということでしたので手続きを進めました。

結果4社とも消滅時効成立となりました。

⑶信用情報開示をする
そうして3キャリアの延滞電話番号も載せて最後にJICCとCICの信用情報開示を行います。
結果、CICにアコムのみ【延滞後、完済した】というグレー情報が残っていて、携帯3社は全て消えておりました。

※CICは26返済状況が【異動】となっている事故情報ですと、消滅時効成立しても【延滞後、完済した】というグレー情報になりますが、26返済状況が空白である情報ですと、消滅時効成立すれば2か月程で情報が消えます。
おそらく今回は、アコムのみ26返済状況が【異動】で、携帯3キャリアは26返済状況が空白だったものと思われます。


⑷ETCやクレジットカード審査が通りました!
その後、お客様よりETCカードや出光クレジットカード、オリコの車ローンなどが無事通ったという嬉しいご連絡を頂きました。
アコム1社のみ【延滞後、完済した】というグレー情報がある状態ですと審査的に少しマイナスではあったのですが、今までの4社【延滞中】というブラック情報に比べれば全然通りやすい情報になっておりましたので、良い結果となり良かったです。


当所は消滅時効手続きのみならず、信用情報関連も専門家ですので、auの個人データ開示請求代行から信用情報開示代行まで、信用情報と消滅時効手続きに関わることはお力になることが可能です。
同じようなお悩みがあられるお客様は一度当所にご相談下さいませ。
参考費用
総額:85,400円
※内訳:
①消滅時効手続き4社76,000円(税込83,600円)⇒当所はホームページ記載のとおり、通常債権のアコムは1社25,000円(税込27,500円)、携帯電話債権のNTTドコモ・au・ソフトバンクは1社17,000円(税込18,700円)ですのでこの金額となります。
②信用情報開示費用1,800円
お客様の情報
栃木県/男性

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