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ご相談内容
15年前に延滞した三井住友カードとＳMBCファイナンスサービスについてCICに異動情報がついており、消滅時効手続きで解決したいとのご相談
※SMBCファイナンスサービスとは、旧OMCカード・セントラルファイナンス・クオークが合併して出来たセディナという会社が社名変更したものです。
※本件は廣瀨行政書士の担当させて頂いたお客様の事例です。
※SMBCファイナンスサービスとは、旧OMCカード・セントラルファイナンス・クオークが合併して出来たセディナという会社が社名変更したものです。
※本件は廣瀨行政書士の担当させて頂いたお客様の事例です。
解決方法、内容
⑴消滅時効の条件
①ここ５年以内、プロミスに対し支払っていない、
②ここ５年以内、プロミスと電話などで返済の約束をしていない、
③ここ１０年以内に、プロミスから裁判をされていない、
という３つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。
⑵消滅時効成立の場合のCICの処理
この部分が今回の目玉です。
まず原則的にCICは26.返済状況に【異動】と登録がある場合は、消滅時効が成立しても、31.終了状況に【完了】と入り5年間グレー情報で残ります。
しかし今回のお客様の対象業者であった三井住友カードとSMBCファイナンスサービスは例外的な業者です。
SMBCファイナンスサービスはすぐに抹消出来るケースもあれば、31.終了状況に【完了】と入り、2年で消えたり3年で消えたりと様々です。
SMBCファイナンスサービスがどのような考え方で処理を行っているかは確定は出来ませんが、過去の判例(東京地方裁判所 平２７（ワ）３０４６７号 信用情報登録抹消手続等請求事件：ウエストロージャパン引用)での主張内容からすると、消滅時効援用をすると【消滅時効期間満了時点を契約終了日】として処理しているものと考えられます。
※上記判例では社名変更前のセディナが被告として裁判がされていました。
ややこしい言い回しですので要約しますと、信販会社の借金は5年延滞すると【消滅時効期間満了】となります。
まず前提としてCICは【契約終了】から5年間情報が残ります。
例えば2012年2月から延滞すると、5年後の2017年2月で【消滅時効期間満了】となります。
しかし期間満了しても、「消滅時効援用手続き」をしなければ債務は消滅しません。
そこで2023年2月に「消滅時効援用手続き」をしたとします。
そうすると、多くの業者は「消滅時効援用手続き」をした2023年2月に契約終了したとして処理をするので、5年間残るのですが、SMBCファイナンスサービスは【消滅時効期間満了日】で契約終了したとして処理をするので、【消滅時効期間満了日】の2017年2月時点で契約終了として処理をするので、5年後の2022年2月で情報が抹消されることになるので、2023年2月時点ではすぐに抹消されるわけです。
今回の場合、26.返済状況【異動発生日が平成18年】でしたので、【消滅時効期間満了日】は平成23年頃だった為、今回消滅時効成立によりすぐに抹消されたのではないかと推測されます。
上記判例においてセディナ社は「時効完成日（消滅時効期間が経過した日）を契約終了日と取り扱っている。」と主張していることから、現在もこの立場を踏襲しているのではないかと推測されます。
三井住友カードに関しては、当職では同種の判例は見つけられませんでしたが、おそらくSMBCファイナンスサービスと同じ見解で処理をしているのではないかと推測しております。
⑶消滅時効成立とCICの抹消
三井住友カードとSMBCファイナンスサービスは消滅時効成立の場合には、何らの回答もありません。
しかし逆に消滅時効不成立の場合は、1か月程度で不成立の理由を記した回答書をご本人様のところに郵送してくれますので、1か月以内に何も回答が来なければ、消滅時効成立と考えられる業者です。
今回消滅時効手続きを行ったところ、1か月間経過しても何も回答が無かった為、消滅時効成立と考え、CICを開示して頂いたところ、無事三井住友カードもSMBCファイナンスサービスもページごと抹消されていたとのことでした。
その後車のローンも無事に通った！という嬉しいご連絡を頂きました。
消滅時効手続きは、単純に債務を消すだけでなく、その多くは信用情報の処理、ひいてはローンが通るようにしたいというご要望を包含している手続きです。
債務の消滅時効手続きのみならず、その後の信用情報についてまでも詳しいサポートをご希望のお客様は、時効と信用情報の専門家である当所にご相談下さいませ。お役に立てるかと思います。
①ここ５年以内、プロミスに対し支払っていない、
②ここ５年以内、プロミスと電話などで返済の約束をしていない、
③ここ１０年以内に、プロミスから裁判をされていない、
という３つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。
⑵消滅時効成立の場合のCICの処理
この部分が今回の目玉です。
まず原則的にCICは26.返済状況に【異動】と登録がある場合は、消滅時効が成立しても、31.終了状況に【完了】と入り5年間グレー情報で残ります。
しかし今回のお客様の対象業者であった三井住友カードとSMBCファイナンスサービスは例外的な業者です。
SMBCファイナンスサービスはすぐに抹消出来るケースもあれば、31.終了状況に【完了】と入り、2年で消えたり3年で消えたりと様々です。
SMBCファイナンスサービスがどのような考え方で処理を行っているかは確定は出来ませんが、過去の判例(東京地方裁判所 平２７（ワ）３０４６７号 信用情報登録抹消手続等請求事件：ウエストロージャパン引用)での主張内容からすると、消滅時効援用をすると【消滅時効期間満了時点を契約終了日】として処理しているものと考えられます。
※上記判例では社名変更前のセディナが被告として裁判がされていました。
ややこしい言い回しですので要約しますと、信販会社の借金は5年延滞すると【消滅時効期間満了】となります。
まず前提としてCICは【契約終了】から5年間情報が残ります。
例えば2012年2月から延滞すると、5年後の2017年2月で【消滅時効期間満了】となります。
しかし期間満了しても、「消滅時効援用手続き」をしなければ債務は消滅しません。
そこで2023年2月に「消滅時効援用手続き」をしたとします。
そうすると、多くの業者は「消滅時効援用手続き」をした2023年2月に契約終了したとして処理をするので、5年間残るのですが、SMBCファイナンスサービスは【消滅時効期間満了日】で契約終了したとして処理をするので、【消滅時効期間満了日】の2017年2月時点で契約終了として処理をするので、5年後の2022年2月で情報が抹消されることになるので、2023年2月時点ではすぐに抹消されるわけです。
今回の場合、26.返済状況【異動発生日が平成18年】でしたので、【消滅時効期間満了日】は平成23年頃だった為、今回消滅時効成立によりすぐに抹消されたのではないかと推測されます。
上記判例においてセディナ社は「時効完成日（消滅時効期間が経過した日）を契約終了日と取り扱っている。」と主張していることから、現在もこの立場を踏襲しているのではないかと推測されます。
三井住友カードに関しては、当職では同種の判例は見つけられませんでしたが、おそらくSMBCファイナンスサービスと同じ見解で処理をしているのではないかと推測しております。
⑶消滅時効成立とCICの抹消
三井住友カードとSMBCファイナンスサービスは消滅時効成立の場合には、何らの回答もありません。
しかし逆に消滅時効不成立の場合は、1か月程度で不成立の理由を記した回答書をご本人様のところに郵送してくれますので、1か月以内に何も回答が来なければ、消滅時効成立と考えられる業者です。
今回消滅時効手続きを行ったところ、1か月間経過しても何も回答が無かった為、消滅時効成立と考え、CICを開示して頂いたところ、無事三井住友カードもSMBCファイナンスサービスもページごと抹消されていたとのことでした。
その後車のローンも無事に通った！という嬉しいご連絡を頂きました。
消滅時効手続きは、単純に債務を消すだけでなく、その多くは信用情報の処理、ひいてはローンが通るようにしたいというご要望を包含している手続きです。
債務の消滅時効手続きのみならず、その後の信用情報についてまでも詳しいサポートをご希望のお客様は、時効と信用情報の専門家である当所にご相談下さいませ。お役に立てるかと思います。
参考費用
1社25,000円(税込27,500円)のみ
今回は三井住友カードとＳMBCファイナンスサービスの2社のご依頼だったので、2社合計50,000円(税込55,000円)のみ
今回は三井住友カードとＳMBCファイナンスサービスの2社のご依頼だったので、2社合計50,000円(税込55,000円)のみ
お客様の情報
大阪府/男性
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