15年前に裁判されていたアコムの債務を、消滅時効手続きで抹消成功
15年前に裁判されていたアコムの債務を、消滅時効手続きで抹消成功
2020/11/19
ジャンル 消滅時効援用
ご相談内容
昔裁判をされてしまっているアコムから290万円の催告書が届いており、その催告書には給料の差押えの可能性もあると記載されていて、困ってネットで調べると時効と言う手続きがあることを知り、ご夫婦ご相談頂いた事例
解決方法、内容
金額が約300万円と高額であり、支払をしていくことはほぼ不可能な金額である為、ご夫婦とも非常に悩まれていました。

まず今回のお客様は、以前に一度アコムから裁判をされ判決を取られている為、消滅時効の条件はホームページ記載の条件とは異なります。
過去に一度裁判をされていると、
①【10年】以上、アコムに返済をしていない
②【10年】以上、アコムと返済の約束をしていない
③【10年】以上、アコムから裁判や差押えを受けていない
という3つの条件を満たしていることが必要となります。

裁判されていないケースは、①②が【5年】ですので、期間が5年⇒10年に延びてしまうということです。
誤解の無いよう説明しますと、一度裁判で判決が確定しますと、民法第169条(旧第174条の2)により、【10年で時効になる債権に生まれ変わる】と考えると分かりやすいと思います。
ですので例えば、2005年11月に判決を取られたあと、2011年11月に10,000円返済されたとします。
この場合、最後に支払した2011年11月から10年経過しないと時効にならないということです。

さて、今回のお客様の場合、アコムの催告書の記載からも、お客様のご記憶からも、上記①②③が満たされている可能性が高いと判断出来たため、手続きにかかる費用と流れをご説明の上、契約を締結しました。

契約締結後、すぐにアコムへ消滅時効援用の内容証明を発送しました。

その3週間後、無事お客様のところにアコムから債務不存在証明書が届き、債務が消滅しました。
お客様からは、「夫婦共々喜びでいっぱいです。依頼するか迷っていた中、相談の段階でとても親切丁寧にご対応いただき安心して依頼する事が出来ました!」とのメールを頂戴いたしました。
ご依頼頂いたお客様に喜んで頂けて、当所も大変励みになりました。
参考費用
消滅時効手続費用:25,000円(税込27,500円)
信用情報開示費用:2,200円(JICCとCICの、2情報機関の開示代行)

※消滅時効手続をご依頼頂いたお客様が信用情報開示代行もご希望される場合は、ホームページ記載のとおりサービスとして、本来1情報機関当たり5,000円(税別)の報酬を頂いているところ、当所の信用情報開示代行報酬は0円として、情報機関と郵便局に支払う実費(1情報機関1,100円)のみで開示手続きを行っております。
時効手続きと共に信用情報開示代行もご希望の場合はお申し付けくださいませ。
お客様の情報
茨城県/ご夫婦

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