CICの三井住友カード・ソフトバンクの事故情報、消滅時効手続きにより1か月で抹消成功
CICの三井住友カード・ソフトバンクの事故情報、消滅時効手続きにより1か月で抹消成功
2020/11/6
ジャンル 消滅時効援用信用情報調査
ご相談内容
信用情報(CIC)を開示したところ、三井住友カード1件とソフトバンク2件の平成24年からの延滞事故情報が登録されていたので、消滅時効手続きで債務を消したいというご相談を頂いた事例
解決方法、内容
⑴ご相談時説明内容
お客様にご来所頂きCICを拝見しますと、添付画像のように、三井住友カードもソフトバンクも26.返済状況に【異動平成24年●月●日】という登録ある情報でした。
消滅時効の3条件(①5年以上支払い無し②5年以上話してない③裁判もされてない)はおそらく満たしているというということでしたが、CICは当職の今までの経験上、26.返済状況に【異動】と登録されている場合は、完済されても消滅時効援用されても、31.終了状況に【完了】と入力され、その時点から5年間はその情報は残るという認識でした。
その為、今回のお客様にも、「完了にはなりますが、5年間は残るのでその間ローンは厳しいと思います」とお伝えし、契約を締結しました。
※ちなみに【完了】と入力され・・というのは、26の【異動】は残ったまま31に【完了】と入るので、「以前延滞されたが完済された」という情報で5年残るという意味です。この情報は1件だけですと、住宅ローンは厳しいですが、小さいクレジットカードくらいは審査が通るケースが多いのですが、2件以上残っているとクレジットカード審査も通らないケースが多い為、今回のお客様は合計3件あったので、「3件とも消えるまでローンは厳しい」とお伝えしました。

⑵消滅時効手続き
契約締結後、すぐに三井住友カードとソフトバンクへ消滅時効の内容証明を発送しました。
その後1か月間、三井住友カードからもソフトバンクからも連絡通知はありませんでした。この2社は消滅時効成立の場合何も通知が届きません。逆に不成立の場合は不成立の理由を示した書面が届きます。

⑶お客様による再度の信用情報開示
当所でも時効手続きをご依頼頂いたお客様にはサービスとして無料で(情報機関への開示手数料2,200円はお支払い頂きますが)信用情報開示代行を行っておりますが、今回のお客様は最初も自分で開示された方で、面倒ではないので自分で開示するということでしたので、消滅時効の内容証明発送から1か月に再度ご自身でCICを開示されました。
すると、驚くことに三井住友カードもソフトバンクも全て情報が抹消されていたということです。
三井住友カードは今までも26に【異動】登録があっても1か月で全て抹消されていたケースはあったのですが、ソフトバンクで26に【異動】情報がある状態で消滅時効手続きをして1か月で抹消されたケースは無かったので、当職も驚きました。
今回の信用情報開示は本人がされたことであり、正しく開示されたかどうかは分かりませんが、前回もご自身で開示申請して三井住友カードとソフトバンクが登録されていたわけですから、本当に消えたのだと思います。

原因はまだ当職も分かりませんが、非常にラッキーな結果でお客様も喜んでおられました。

【本事例は当職も初めてのことであり極めてマレなケースと思われます、ですので原則として26返済状況に【異動】と登録がある場合は、消滅時効手続きをしても31終了状況に【完了】と登録され5年残るとお考え下さい】
参考費用
合計42,000円(税込46,200円)のみ

■内訳:
三井住友カード25,000円(税込27,500円)
ソフトバンク17,000円(税込18,700円)
お客様の情報
大阪府/女性

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