
JICC・CICで判明した7~10年前の債務4社を消滅時効で解決
2025/4/28
ジャンル | 消滅時効援用 / 信用情報調査 / 消滅時効援用(携帯電話) |
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ご相談内容
自分でも4年前にJICC・CICを開示されていて、そこに掲載されていた5社の債務を消滅時効で処理したいとご来所され、ご依頼いただいた事例
解決方法、内容
⑴信用情報や催告書の確認
JICC・CICや催告書からプロミス・JCB・三井住友カード・AG債権回収(アイフル)・ソフトバンク(ウィルコム)2件の合計5社の延滞債務があることが分かりました。
消滅時効の条件は、
①ここ5年以内、相手業者に対し支払っていない、
②ここ5年以内、相手業者と電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内、相手業者から裁判や差押えをされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士や司法書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。
記載内容から①の条件を満たしていることは確認出来、ご本人様のご記憶から②をクリアしていることも間違いありませんでした。
そして③の裁判ですが、ご本人様のご記憶では裁判はされていないということでしたが、AG債権回収(アイフル)のみJICCに【債権回収】という事故情報が登録されていました。
JICCの【債権回収】という事故情報は【裁判や差押えをした】という意味であり、その時点から10年経過しなければ消滅時効は出来ないことになります。
またJICCの記録だけでなく、AG債権回収の通知内容からも裁判の可能性が読み取れました。
それは【最終貸付日】が2015年だったのに、【債権の弁済期】が2020年と記載されていた点です。
どういうことかと言いますと、通常消費者金融は借りて返してを繰り返します。
そして最終的に限度額まで借りて返済が出来なくなるというのが通常です。
ですから、【最終貸付日】と【債権の弁済期】は近くなる性質があるのです。
しかし今回の場合、【債権の弁済期】が【最終貸付日】の5年後でした。5年間ずっと消費者金融に返済することは通常考えられないことですので、【債権の弁済期】の2020年は裁判の可能性が高いとも予測出来るのです。
他のプロミス・JCB・三井住友カード・ソフトバンク(ウィルコム)にはそのような痕跡は無かった為、この4社の消滅時効手続きをご依頼頂き、AG債権回収は十数万円だったこともあり、返済される方向で検討されることになりました。
※当所は行政書士であり、あくまでお客様がご依頼されたい債権の消滅時効手続きを行う為、消滅時効をされない債権に関しても、処理を強くお勧めすることはありません。あくまでお客様がどうするかご判断頂ければOKです。ただもし自己破産や任意整理をご希望の場合は、提携している司法書士をご紹介させて頂いております。
⑵JICC・CICの開示代行
今回は4年前に開示された古い情報であった為、年前の開示から現在までに裁判がされていないかのチェックもかねて再度最新の情報を開示したほうがよいので、実費の3,600円だけ頂いてJICC・CIC開示代行を当所でさせて頂きました。
結果新しい情報はありませんでしたが、三井住友カードの情報が消えていました。
完済や消滅時効処理をしていないのに情報が消える理由は、債権が他者に譲渡された可能性が高いです。
⑶消滅時効手続き
三井住友カードの債権譲渡先は分かりませんが、三井住友カードへ消滅時効援用通知を送れば譲渡先に転送してくれるので、今回はプロミス・JCB・三井住友カード・ソフトバンクの4社へ消滅時効援用通知を発送しました。
債権者は、消滅時効不成立の場合はほぼ1か月以内に回答書を送ってくるのですが、消滅時効成立の場合は業者によってて回答書を送ってくれるところと送ってくれないところに分かれます。
今回の場合ですと、JCBだけは消滅時効不成立の時しか回答書を送ってくれない業者でした。
1か月以内に、プロミス・ソフトバンク・アビリオ債権回収(三井住友カードの譲渡先)から消滅時効成立の回答書が届き、JCBからは何も届きませんでした。
結果4社とも無事に消滅時効成立となりました。
⑷信用情報の処理
今回の消滅時効手続きにより、JICCは全て抹消になり、CICは【延滞後、完済した】というグレー情報になって5年間残ることになります。
そして債権譲渡されている債権はJICCは譲渡から1年間、CICは譲渡から5年間ブラック情報のまま残ります。
ただ運のよいことに、既に譲渡から4年以上経過している為、あと1年弱でブラック情報は消えることになっており、その後はグレー情報が残るのみとなります。
グレー情報だけならば小さいカードローン等でしたら通る可能性が出てくるので、ご依頼前に比べたら信用情報はかなり良い状態になりました。
そもそも消滅時効処理かご完済をしない限り半永久的にブラック情報のままですので。
お客様からは「この度は本当に何から何までありがとうございました。」というお言葉を頂けました。
当所の特徴は消滅時効手続きだけでなく、信用情報についての説明フォローも強みという点です。
消滅時効手続きの後の信用情報についての説明フォローまでご希望のお客様は当所にご相談頂ければご満足いただけると思います。
JICC・CICや催告書からプロミス・JCB・三井住友カード・AG債権回収(アイフル)・ソフトバンク(ウィルコム)2件の合計5社の延滞債務があることが分かりました。
消滅時効の条件は、
①ここ5年以内、相手業者に対し支払っていない、
②ここ5年以内、相手業者と電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内、相手業者から裁判や差押えをされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士や司法書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。
記載内容から①の条件を満たしていることは確認出来、ご本人様のご記憶から②をクリアしていることも間違いありませんでした。
そして③の裁判ですが、ご本人様のご記憶では裁判はされていないということでしたが、AG債権回収(アイフル)のみJICCに【債権回収】という事故情報が登録されていました。
JICCの【債権回収】という事故情報は【裁判や差押えをした】という意味であり、その時点から10年経過しなければ消滅時効は出来ないことになります。
またJICCの記録だけでなく、AG債権回収の通知内容からも裁判の可能性が読み取れました。
それは【最終貸付日】が2015年だったのに、【債権の弁済期】が2020年と記載されていた点です。
どういうことかと言いますと、通常消費者金融は借りて返してを繰り返します。
そして最終的に限度額まで借りて返済が出来なくなるというのが通常です。
ですから、【最終貸付日】と【債権の弁済期】は近くなる性質があるのです。
しかし今回の場合、【債権の弁済期】が【最終貸付日】の5年後でした。5年間ずっと消費者金融に返済することは通常考えられないことですので、【債権の弁済期】の2020年は裁判の可能性が高いとも予測出来るのです。
他のプロミス・JCB・三井住友カード・ソフトバンク(ウィルコム)にはそのような痕跡は無かった為、この4社の消滅時効手続きをご依頼頂き、AG債権回収は十数万円だったこともあり、返済される方向で検討されることになりました。
※当所は行政書士であり、あくまでお客様がご依頼されたい債権の消滅時効手続きを行う為、消滅時効をされない債権に関しても、処理を強くお勧めすることはありません。あくまでお客様がどうするかご判断頂ければOKです。ただもし自己破産や任意整理をご希望の場合は、提携している司法書士をご紹介させて頂いております。
⑵JICC・CICの開示代行
今回は4年前に開示された古い情報であった為、年前の開示から現在までに裁判がされていないかのチェックもかねて再度最新の情報を開示したほうがよいので、実費の3,600円だけ頂いてJICC・CIC開示代行を当所でさせて頂きました。
結果新しい情報はありませんでしたが、三井住友カードの情報が消えていました。
完済や消滅時効処理をしていないのに情報が消える理由は、債権が他者に譲渡された可能性が高いです。
⑶消滅時効手続き
三井住友カードの債権譲渡先は分かりませんが、三井住友カードへ消滅時効援用通知を送れば譲渡先に転送してくれるので、今回はプロミス・JCB・三井住友カード・ソフトバンクの4社へ消滅時効援用通知を発送しました。
債権者は、消滅時効不成立の場合はほぼ1か月以内に回答書を送ってくるのですが、消滅時効成立の場合は業者によってて回答書を送ってくれるところと送ってくれないところに分かれます。
今回の場合ですと、JCBだけは消滅時効不成立の時しか回答書を送ってくれない業者でした。
1か月以内に、プロミス・ソフトバンク・アビリオ債権回収(三井住友カードの譲渡先)から消滅時効成立の回答書が届き、JCBからは何も届きませんでした。
結果4社とも無事に消滅時効成立となりました。
⑷信用情報の処理
今回の消滅時効手続きにより、JICCは全て抹消になり、CICは【延滞後、完済した】というグレー情報になって5年間残ることになります。
そして債権譲渡されている債権はJICCは譲渡から1年間、CICは譲渡から5年間ブラック情報のまま残ります。
ただ運のよいことに、既に譲渡から4年以上経過している為、あと1年弱でブラック情報は消えることになっており、その後はグレー情報が残るのみとなります。
グレー情報だけならば小さいカードローン等でしたら通る可能性が出てくるので、ご依頼前に比べたら信用情報はかなり良い状態になりました。
そもそも消滅時効処理かご完済をしない限り半永久的にブラック情報のままですので。
お客様からは「この度は本当に何から何までありがとうございました。」というお言葉を頂けました。
当所の特徴は消滅時効手続きだけでなく、信用情報についての説明フォローも強みという点です。
消滅時効手続きの後の信用情報についての説明フォローまでご希望のお客様は当所にご相談頂ければご満足いただけると思います。
参考費用
総額:税込104,800円
内訳:
①通常債権(プロミス・JCB・三井住友カード)1社25,000円(税込27,500円)×3社=75,000円(税込82,500円)
②携帯電話債権(ソフトバンク(ウィルコム)2件)1社17,000円(税込18,700円)
③CIC開示代行:3,600円
※同じ会社で複数債権が有っても当所では費用はかわりません。
内訳:
①通常債権(プロミス・JCB・三井住友カード)1社25,000円(税込27,500円)×3社=75,000円(税込82,500円)
②携帯電話債権(ソフトバンク(ウィルコム)2件)1社17,000円(税込18,700円)
③CIC開示代行:3,600円
※同じ会社で複数債権が有っても当所では費用はかわりません。
お客様の情報
大阪府/男性