不動産会社様からの紹介で、事故情報抹消の為、20年前の延滞債務について消滅時効手続きのご依頼
不動産会社様からの紹介で、事故情報抹消の為、20年前の延滞債務について消滅時効手続きのご依頼
2023/9/7
ご相談内容
不動産会社様から、住宅ローン審査落ちになったお客様の信用情報開示をしてみたら、20年前のアイフル・新生フィナンシャル・プロミスの延滞情報が見つかったので、消滅時効手続きをして事故情報を消したいとご希望のお客様を紹介頂いた事例

このように信用情報と消滅時効の専門家である当所には、【顧客に住宅ローンを組んで住宅を購入してほしい】という不動産会社様から、「消滅時効でその顧客の事故情報が消えないか?」というご相談を頂くケースがございます。
解決方法、内容
⑴信用情報の確認
まず信用情報にはJICCとCICという2つの信用情報機関が御座います。
消滅時効が成立した場合、JICCは1か月程度ですぐに抹消出来ますが、CICは原則【延滞後、完済した】というグレー情報で5年間残ります。
グレー情報で残っても1件程度であれば住宅ローンが組めるケースはありますが、やはり審査落ちしてしまったり、金利条件が悪くなったりしてしまう可能性があります。

しかし例外的にCICでも消滅時効成立時に1か月程度ですぐに情報が抹消出来るケースが存在します。
CICを開示すればその情報がすぐに消える情報か否かは分かりますが、今回のお客様はJICCのみしか開示されておらず、かつ多忙でこれ以上自分で開示手続きをすることも出来ず、また購入物件も決まっているので当所が開示代行している時間も勿体ないというケースでしたので、JICCの情報から、CICがどうなるかを推測することになりました。

時効によりすぐ消せる情報はケースバイケースで一律にどうという基準はないのですが、当所の経験上、12年以上前からの延滞の場合は、すぐに消せる可能性が出てきまして、延滞が古くなれば古くなるほど、その可能性が高まるという印象です。
今回のお客様は20年前からの延滞であった為、すぐに消える可能性は高いと推測できると説明し、3社分の消滅時効手続き費用(75,000円(税込82,500円))の
ご説明もし、ご依頼頂くことになりました。

⑵郵送での契約締結と、消滅時効手続き
早速速達郵便にて、お客様に契約書を郵送し、署名捺印頂いた契約書とお客様の身分証1件のコピーとJICCの3社分の記載のあるページコピーをお送り頂き、費用82,500円をお振込み頂きましたので、すぐに3社に対し消滅時効援用通知を内容証明郵便にて発送しました。

⑶事故情報抹消、住宅ローンが無事通りました!
その後1か月してから、再度信用情報開示をして頂き、3社とも情報が抹消されていることが確認出来たため、再度住宅ローン申し込みをされたところ、今度は無事住宅ローン審査が通ったとのご連絡を頂きました。


このように当所には不動産会社様からご相談頂くケースも少なくありません。
本当にケースバイケースですので、5年以上前からの延滞情報がある場合は、一度我々専門行政書士にご相談してみてくださいませ。
参考費用
3社合計75,000円(税込82,500円)のみ
※1社25,000円(税込27,500円)です。
お客様の情報
宮崎県/男性

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